特定行為看護師制度とは…

研修を受けた看護師が、医師が作成した手順書をもとに定められた医療行為を行える制度です。

より円滑に必要な処置ができることを期待されています。

また、質の高い安全な医療を行うためのチーム医療の推進も目的とされています。

こども病院では、特定行為看護師がこれらの行為を実施することができます。

安全に行えるように、医師・病棟スタッフ、関連各科と協働しながら実践しています。

現在当院で実施可能な特定行為
呼吸器（人工呼吸療法に係るもの）関連	人工呼吸器の設定、装着中に使用されている鎮静薬の量を調整します
呼吸器（気道確保に係るもの）関連	呼吸器を装着するときに必要な管を適切な位置に調整します
呼吸器（長期呼吸療法に係るもの）関連	気管カニューレの交換を行います
ろう孔管理関連	胃瘻や腸瘻カテーテルの交換を行います
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連	水分や栄養を補うための点滴の量を調整します
感染に係る薬剤投与関連	感染の兆候があるときに薬剤を提案します
循環動態に係る薬剤投与関連	血圧や電解質の調整をするための薬剤の量を調整します
動脈血液ガス分析関連	手首の太い血管から点滴の挿入をします

詳細は厚生労働省ホームページをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html