メタボリック症候群

小児がん治療とくに造血細胞移植を受けた方は、肥満と関係なく高血糖や高血圧、高脂血症といった生活習慣病を発症しやすいことが知られています。これらの病気は放置しておくと糖尿病性網膜症や腎不全、心筋梗塞や脳卒中といった様々な合併症を引き起こします。

肥満の解消は重要ですが、肥満とは関係なく発症することもあり、過度の減量は、むしろ健康を損なう可能性もあります。

こんな人は要注意です

  • 造血細胞移植を受けた
  • 入院治療中に高血糖や高脂血症を指摘された

専門の診療科は?

  • 代謝内分泌内科(糖尿病内科)
  • 総合内科

気を付けることは?

定期的な健診を受けましょう。

バランスの良い食事と適度な運動により体の筋肉量を増やすことが、生活習慣病の改善や、合併症を予防するために有効です。