新生児科(2/2)
4 入院方法
原則的に生まれた後、産婦人科に入院中の赤ちゃんが対象です
。いったん退院された赤ちゃんは、感染症の心配などがあり、一般病棟に入院していただきます。重症の赤ちゃんの場合には、依頼先の産婦人科まで医師と看護婦が新生児救急車(ラッコ号)に同乗して迎えに行き、治療を行いながら搬送します。母体搬送ができない場合のハイリスク分娩に立ち会うこともできます。
5
茨城県新生児救急医療システム
茨城県では、1987年より新生児救急医療システムが開始されています。現在は、県内を4つのブロックに分け、3つの総合周産期母子医療センターと、ひとつの地域周産期母子医療センター(中核)で、県内の病的新生児をすべて診療できる体制をとっています。当院が担当するのは、水戸市、ひたちなか市、大子町など県央・県北ブロックです。当院が満床であったり、人工呼吸器が足りない場合でも、他施設のNICUなどを斡旋して、適切な治療が受けられるよう受け入れ先を確保します。
6
研修医の教育体制
経験豊富な上級医が指導にあたっています。1年間の研修期間内には、黄疸、嘔吐、極(超)低出生体重児の管理、一過性多呼吸及び呼吸窮迫症候群の呼吸管理、仮死児の管理などができることを目標としています。手技としては、点滴確保(末梢および経皮的中心静脈カテーテル)、動脈ライン確保、気管内挿管、腰椎穿刺、胸腔穿刺、交換輸血などができるようになることを目標とします。特に、ライン確保と気管内挿管については、自信が持てるように指導します。
フォローアップ外来も少しずつ参加してもらい、発達外来の知識習得も目指しています。
その他、脳低温療法、一酸化窒素吸入療法なども施行しており、指導医のもとに経験する機会もあります。また、新生児外科疾患や先天性心疾患の対応も行うため、幅広い知識の獲得が可能です。
日本周産期・新生児医学会指導医もおり、専門医の研修病院となっています。
7
治療実績
2006年に入院した赤ちゃんの病気の内訳
・入院数
284例
・低出生体重児 184例
〜1000g 21例
1000g〜1500g 39例
1500g〜2000g 71例
2000g〜2500g 53例
前のページへ|
1 2|
|