臨床心理科(1/1)
当科では,「臨床心理外来」として,主に小児科領域における心理的な症状や問題行動を持つお子さんを対象に,心理療法(カウンセリング)や心理検査を行っております。
心身に問題を抱えるお子さんが自信をもって生きていくためには,将来を見通したきめ細かな対応が不可欠です。一人一人のお子さんにとって何が必要かを可能な限り見きわめ,お子さんを取り巻く環境も含めて臨床心理の立場から援助できればと考えております。
なお、当科への受診は,医師からの依頼により予約制にてお受けしています。
1.スタッフの紹介
稲沼 邦夫:科長
茨城大卒 臨床心理士
財団法人日本臨床心理士資格認定協会資格 第1885号
上村 佳代
筑波大卒 臨床心理士
財団法人日本臨床心理士資格認定協会資格
2.主な対象
@心理的障害
心理的ストレスによる頭痛,腹痛,吐き気,周期性嘔吐,円形脱毛などの心身症的症状。
チック,抜毛,吃音,頻尿,遺尿などの神経性習癖。
摂食障害,強迫性障害,転換性障害,不登校,不安や恐怖心,夜驚,緘黙,落ち着きが ないなどの行動的障害や情緒的障害。
A発達障害
言語発達の遅れ,精神遅滞,広汎性発達障害,注意欠陥多動性障害などの発達診断や療 育カウンセリングなど。
Bその他
新生児の発達診断や骨髄移植前後の心理面の評価,さらに入院・治療への不安,病名告知や病気の受容をめぐる問題,御家族の不安についても心理的援助を行っております。
3.トピックス
心理的障害における最近の傾向をみますと,痩せ願望によるダイエットを契機とした摂食障害,自ら髪の毛を抜いてしまう抜毛症,強迫的な確認癖,失禁回避による頻尿など広い意味での強迫性障害に類するものが増えているようです。それも次第に低年齢化する傾向にあるようで,小学1年生で忘れ物がないかどうか気になって登校できないお子さんもいました。不安だらけの社会状況を反映しているともいえるようです。
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