臨床工学技士(1/3)
臨床工学技士は、医療機器のスペシャシストとして1987年に生まれた国家資格で、「医師の指示の下に、生命維持管理装置の操作及び保守点検を行うことを業する者」とされています。
生命維持管理装置とは「人の呼吸、循環、代謝の機能の一部を代替・補助する装置」を言います。
現在2名の臨床工学技士で人工心肺、補助循環、心臓カテーテル検査、血液浄化、医療機器の保守点検などの業務を行っています。また、学会認定である体外循環技術認定士を取得し、資質の向上を図り業務に遂行しています。
1.スタッフ紹介
横川 忠一(よこかわ ただかず)
1991年 臨床工学技士取得
1998年 体外循環技術認定士取得
布村 仁亮(ぬのむら まさあき)
1999年 臨床工学技士取得
@人工心肺業務
心臓の手術を行うときに登場するのが人工心肺装置です。心臓と肺の機能を代行する人工心肺装置を操作して、全身の循環管理を行っています。心臓の手術を行うときには心臓を止めなければなりません。この時に必要なのが心筋保護液供給装置です。心筋保護液供給装置を操作することによって、心筋保護液を注入して心臓を保護しています。また、血液濾過法であるDUF(Dilutional
Ultrafiltration)とMUF(Modified Ultrafiltration)を積極的に行っています。DUF
は、人工心肺中に行います。電解質の補正や余分な水分の除去、全身に影響を及ぼすサイトカインを除去します。MUF
は、人工心肺離脱後に行います。血液が薄くなっている状態から速やかに血液を濃くして輸血量の削減、循環動態の改善を図ります。その他、術野から出血した血液を回収する自己血回収装置の操作、体温や心筋保護液の温度を調整する冷温水槽装置の操作も行っています。月曜日と木曜日に人工心肺操作を行っています。
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